亀の甲羅で作ったイヤリング

亀

パラオにとって亀の存在は身近なものです。
その昔、亀の生態がわからなかっため、こんな逸話もあります。

 

亀の習性

パラオでは、亀を捕獲し、女性は亀の甲羅から作った貨幣を使っていました。
昔は亀の生態があまりよくわからず、この貨幣は大変貴重なものでした。
新月の夜、青年と少女が隠れた島で逢い引きをしていました。
二人は、そこで夜を明かしていたのです。
ところが、朝、少女のスカートの一部が引きちぎられていたのです。
さらに、彼女が寝ていた場所から、海に向かって、亀の這ったような跡がついていました。
とりあえず、その日は葉で 新しいスカートを作り、また満月の夜に遭う約束をして別れました。
次の約束の日、二人は大きな亀が浜から上がってくるのを見ました。
その亀の足に絡まっているのは、この前、破られたスカートの一部。
これにより、パラオの人々は、「亀が産卵後、大体二週間で、元の場所に戻る」という亀の習性を知ったのです。

 

亀のべっこう細工は恋人達の愛の証

パラオには、昔、美しい娘が住んでいました。
彼女の家は貧しくて、母親は、娘を金持ちと結婚させて、
今のような苦しい暮らしから、娘だけでも逃れさせたいと思っていました。

 

亀の甲羅でべっこう細工を作っていた若者

彼女には、恋人がいて、彼もまた、亀を捕って、
べっこう細工で生計を立てるという貧しい暮らしでした。

 

しかし、美男子で、優しい若者でした。
彼は、いつかは彼女に結婚を申し込みたいと思い、
一生懸命働いていました。

 

そんなある日、羽振りの良い男が、村にやってきます。
男はカヌーの船団を所有し、金持ちだったのですが、
顔が良くなかったために、中年を過ぎてもまだ独身でした。

 

男は用事帰りに村に立ち寄っただけでしたが、話を聞いた美しい娘の母親が娘を紹介します。
男は美しい娘を見て一目惚れしてしまいます。

 

娘は母親に
私は好きな人と結婚したい。あの人は年をとっているわ!」と言いますが、
何をばかなことを言ってるの。貧しい女は愛だけで結婚すれば一生貧しいままなんだ」と、
全く取り合いません。

 

娘は父親ほど年の離れた男と結婚することになってしまった

娘は恋人に相談しに行きました。

 

話を聞いても、彼にはどうすることも出来ません。
いったい、どうすれば良いというのでしょう。

 

自分にもっと財産があれば」と、
ただただ悲しみに暮れます。

 

結局、娘は父親ほど年の離れた男と結婚することになってしまいました。

 

盛大な宴会も終わり、男は花嫁を自宅に連れて帰ります。
しかし、花嫁は実家の村のほうを見たまま、ため息をつきます。
やがて、日に日にやせ細っていきました。

 

男は、彼女がホームシックにかかっているのだ思って、
1回実家に戻ってみるかい?」と優しく声をかけました。

 

急に彼女の顔は輝きます。
彼女は、実家のある村に戻ると、こっそりと彼に会いに行きますが、
彼はうつむいたまま、あまり話をしません。
あれほど、恋い焦がれていたのに・・・。悲しい気持ちになりました。

 

彼女は再び男の家に戻り、それでも彼が亀の漁に出ているはずの海を見ながら暮らしていました。

 

青年は、彼女のことを忘れようと、寝る間も惜しんで、死にもの狂いで働いていたのです。

 

寝る前、彼女のことを思いだし、苦しくて、悲しくて、自分にはどうすることもできないことに
いら立つ。そのため、夜は寝ないで細工仕事をし、昼間は亀の漁に出ていました。
友達が声をかけても、まるで聞こえていないように、黙々と仕事をしました。

 

ココナツオイルをココナツの殻に詰め彼に届くよう祈って海に流す

このままでは死んでしまう」と
母親が心配して声をかけても青年の耳には入りません。

 

そんなある日、彼女は、日頃、身につけていたココナツオイルをココナツの殻に詰め、彼に届くよう祈って海に流します。

 

ココナツは、ほどなく、亀を捕っていた彼のところに届きました。
しかし、ココナツを見たとたん、彼女を思いだし、青年はその場に倒れてしまいました。
まるで、張り詰めていた糸が切れたように・・・

 

風の噂で、彼が病の床についたと知ると、
彼女は「もう一度実家に帰らせてくれないでしょうか」と夫に頼みます。
夫は、快く従者をつけて花嫁を送り出しました。

 

実家に帰る途上、ばったり実家の村人に逢いました。
そのとき、「彼がとうとう死んでしまった」という話を聞きます。

 

彼女は、従者に「大事な知り合いが死んだので、葬式を手伝いたいから、一人で行かせてほしい」と頼み、みんなを戻らせました。

 

娘は精一杯の化粧をし彼の葬式場である実家を訪ねます。

娘は精一杯の化粧をし彼の遺体がある実家を訪ねます。

 

そこでは多くの弔問客が、食べ物を供えたり、
悲しみの歌を歌ったりしていましたが、
娘は、水も飲まず、食べ物も食べず、
彼の側をかたときも離れようとはしませんでした。

 

やがて、弔問の期間も終わり、遺体に布をかけると、
娘は突然「私も一緒に埋葬して!」と彼の身体に重なるように身体を投げ出し、
そこで息絶えてしまったのです。

 

弔問が終わったころを見計らって、男は従者に贈答品を持って行くように使いを出したのです。
夫からの贈答品を持った従者が訪れたとき、妻が息絶えたときでした。
そして、一切の出来事を知りました。

 

従者は大急ぎで帰り、男のところに走ります。
男は妻がいる海のほうを眺めるため、崖に立っていました。

 

早かったじゃないか、どうしたんだ?嫁も一緒か?
旦那様、実は、奥様がお亡くなりになったのです。それと・・・・
全てを聞いた男は大きな衝撃を受けました。

 

亀のべっこう細工のイヤリングは恋人同士の愛の証

男は自分なりに妻のことを深く愛していたのです。
あまりの悲しみで、そのまま崖から身を投げてしまいました。

 

娘は、愛する人と自分自身のために、亀のべっこう細工のイヤリングを作っていました。
彼女のは「半月形」、彼のは「盾の形」をしたものです。

 

パラオの恋人達の間では、
べっこう細工のイヤリングの交換をします。

 

この恋の物語を歌った歌が長い間、歌い継がれてきたということです。

 

恋の象徴である亀ならパラオのお土産です


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